週刊ダイヤモンド 2017年 9/30 号 [雑誌] (孫正義が知らないソフトバンク)

今ソフトバンク・グループが大きく変わろうとしています。日本では、通信、携帯の大手として認識されていますが、海外ではすでにテックコングロマリットと呼ばれています。スプリント買収、3.3兆円を投じ、英アーム社の買収、そして10兆円ファンドの設立と、孫氏野望は留まることを知りません。また、孫正義は、2015年にSBKKの取締役を宮内謙に譲り、海外事業に専心し、ソフトバンクの経営会議に全く顔を見せなくなったそうです。しかし、SVFなどの事業は、まだ立ち上がったばかりで、SBKKの営業利益の7割を稼いでいるのは、なんといっても日本国内の携帯電話事業なのです。また、ソフトバンクグループの取締役は、現在外国人が過半を占め、その報酬もアローラ程ではないにしても、かなり高額であることは疑う余地がありません。孫氏の狙いは、あくまでSBKKを300年続く企業に仕立て上げること、そのため、組織の構造改革に手を付け、今後も巨額M&Mや投資のスピードを増していくものと思われます。このような状態では、国内では不満を持つものも出ると思いますし、SVFも、サウジ、アップル、など出資者の思惑も出てくると思われます。「週刊ダイヤモンド」2017年9/30号は、「孫正義が知らないソフトバンク」を特集していて、SBKKの現状、そして未来を多彩な記事で解き明かしています！！